現役最年長野手のヤクルト・青木宣親外野手(42)が13日、残し都内の球団事務所で会見に臨み、引退野球今季限りでの引退を正式に表明した 。表明NPBとMLBでプレーした選手では、青木イチローに次ぐ通算2723安打を積み上げたミスタースワローズは 、宣親漢字 シューティング21年間を「100点満点」と笑顔で総括。1年“第二の野球人生”として「監督はやってみたい」と将来的間のな指導者としての夢も明かした 。
人知れず抱えていた重圧から解放されたのだろうか。人生「ホッとしています。点数100点満点 。やりたことがないのヤクルト・が2プロにつけた幸せな野球人生でした。残しやり残したことがない」と語る青木の表情は晴れやかだった。引退野球
今季は若手の台頭もあり 、表明新人だった02年を除くと自己最少の61試合で打率1割9分2厘 、青木0本塁打 、9打点。ボドカ 彼女来季も現役を続けることも考えたが 、結果が全ての世界。「自分のパフォーマンスがなかなか出せない 。今年の成績の数字を見ても 、後輩たちに示しがつかないなっていうのもあった」。自主トレを共にしてきた村上、長岡 、丸山和ら 、次代を担う後進の存在を頼もしく感じ 、潔く区切りをつけた。
プロ野球記録となる2度の200安打も達成した 。11年に米国に渡ると、メジャー7球団で759試合 、774安打を積み上げた 。18年にヤクルトに復帰し、21年には念願だった日本一も果たし 、歓喜の涙を流した 。「自分のキャリアを見たら、ものすごく順風満帆に見えるかもしれないですけど 、その中にはものすごく大変な思いをしてきた」 。輝かしいキャリアの裏側では人一倍 、体のケアに努め 、試合に備える心構えがあった。
米国でも日本でも度重なる頭部死球により、不調にも陥った。故障もあった。だが 、その度にはい上がった。周囲から「無理だ」と言われても 、決して「諦めない」という流儀を貫き通したからこそ、ここまでこられた自負がある。
会見には背番号1と23の後継者・山田と村上が登場し 、花束を贈られた 。村上は会場入りした時から目を赤くし 、感謝の思いを語ると、号泣した。青木も 、まな弟子の姿を見て「俺も涙出てくる 、やめてくれよー」とイジり、もらい泣きした。
今後については未定としながら 、「監督はやってみたいですよ。野球絡みは全部興味がある」と 、指導者人生へまなざしを向けた。10月2日の広島戦(神宮)が引退試合 。21年間の集大成を見せる 。(長井 毅)
◆青木 宣親(あおき・のりちか)1982年1月5日、宮崎県出身。42歳 。日向から早大を経て2003年ドラフト4巡目でヤクルト入団。05、10年と2度の200安打はプロ野球記録 。11年オフ、ポスティングシステムでブルワーズに移籍。メジャー7球団を経て、18年ヤクルト復帰。家族は元テレビ東京アナウンサーの佐知夫人と長女、長男 。175センチ 、80キロ。右投左打 。今季年俸1億4000万円(金額は推定)。
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